会社で一緒に働いていた日本に赴任してきていたスウェーデンの友人から富士山登ったよって話を聞いたり、子供と一緒に北海道の最高峰旭岳に何度か登ったりという経験もあったりで、いつか富士山には登りたいなとぼんやりとは考えていました。コロナ禍でまだ空いているかもということ、ここ最近だいぶ山にも登っていたこともあり、リスクの高い山小屋宿泊を避けての登山が可能そうなこと、そして週末の天気が安定するとわかったこともあって思い切って登ってきました。


今回は最短ルートの富士宮口からの登山。てっきり五合目まで車で行けるのかと思っていたけど、下調べではそれは無理で駐車場(水ヶ塚駐車場)に止めてシャトルバスかタクシーで上がるとのこと。バスは 6時からだけどタクシーはわりと頻繁に来るということだったので、家を早めに出て 5時前には駐車場についてはいたのだけどタクシーが全然現れず、いきなり予定が狂う。結局シャトルバスに乗って五合目へ。



五合目の登山口から登りはじめてすぐに、雲が下に見えるのに気づいてちょっとびっくり。そして登山道脇にあって皆がその前を通っていく形で建てられる富士山らしい山小屋に、あー、なんか見たことあるという印象。このあたりで見上げると、当たり前だけど遠くから見える美しい円錐型の富士山という雰囲気は全然なくって、なんとなくそれが新鮮。



赤茶けた登山道は、しっかり整備されていて歩きやすい。登山道を埋め尽くして渋滞するみたいな話をよく聞くけど、そんなこともなく快適な山登り。途中で見えた宝永山がかなり大きくて驚き、富士山が相当に大きな山であることを改めて感じる。



ここまで比較的ゆっくり登ってきたつもりではあったのだけど、九合目辺りから足が上がりにくくなってだいぶ疲れも出てきた。立ち止まってひとまず休憩すると、急にあくびが出たりして眠気が襲ってくるので、ちょっと酸欠気味なのかもしれいないなと思ってしばらくのんびりすることに。ここでは休んでいる人が結構多かったので似たような人が多いのかもしれない。



富士宮口からの山頂に無事到着し、郵便局で登山証明書を頂いたり浅間大社奥宮をお参りしたりして一服。その裏手に出ると、ダイナミックな火口と剣ヶ峰が見える。剣ヶ峰が案外遠くて高いところにあってちょっと気持ちが萎える(笑)。乳酸がたまったみたいに言うことをきかない太ももに喝を入れて最後の一踏ん張りで剣ヶ峰へ向かいながら、思った以上に疲れが出ているので、下山のことも考えてこの日はお鉢めぐりをするのは辞めようと決めた。


剣ヶ峰への最後の上りは、勾配が急で滑りやすくなかなかに難儀したものの無事に登頂。日本最高峰剣ヶ峰の石碑がある場所での記念撮影にみな並んでいたけど、その列もそこまで長くはなかったので一安心(後で聞いたら、混んでるときは大変な列になるみたいですね…)。体力にはそれなりの自信があり望んだ「弾丸登山」ではあったけど、コロナが落ち着いたら今度は山小屋で一泊してご来光を見てみたい。
