静岡伝統工芸体験の旅

奇石博物館と温泉をメインに考えていた 1泊2日の小旅行ではあったけど、わりと時間に余裕もあったこともあって、版画摺り体験ができる由比の東海道広重博物館と様々な工芸体験ができる丸子の匠宿にも立ち寄ってみました。

東海道広重博物館は、展示されている版画を見るだけでも十分に楽しめる場所ではありますが、多色摺り版画を自分で試すことができる(しかも、それが広重の作品でもある)のが嬉しいポイント。申込みをすると紙2枚とバレンを渡されるので早速。板面は木ではなくゴム版でできていて、まずは周りに残っているインクの拭き取りから。インクはたっぷりつけたほうが良いと言われるのでローラーでしっかり目にインクをのせて、紙を慎重に位置合わせしてバレンで摺っていく。板面が大きなものだと、擦り忘れた場所が無いかが気になるし、一方で板面が小さなものだと位置ズレやそれに伴う汚れが気になっちゃうものだけど、あまり気にせずどんどんと次の板面へ。ここでは 5色だけではあるけれど、出来上がりは結構いい感じに。

もう一箇所立ち寄ったのが丸子にある匠宿。丸子は祖母が住んでいる場所の近くでとろろが有名な丁子屋に行ったり、昔は丸子川で遊んだりした場所なのだけど、わりと最近匠宿という工芸体験ができる施設ができていることに気づいて気になっていたので行ってみました。

匠宿では数ヶ月時間をかけて工芸を学ぶようなコースから、その日だけで完結するいくつかの工芸体験などが用意されていて、この日は風鈴の台になる駿河竹千筋細工の置き風鈴というのを作ってみることにしました。作業はとても単純だけど、細い竹ひごを小さな穴に挿していく作業を延々と続けるので、老眼にはきつい(笑)。30分弱で完成した風鈴台に家で風鈴をかけて風通しの良い廊下においたら、涼し気ないい音を鳴らしてくれてすごくいい。染め物など他にも色々と気になる体験メニューがあったので、また行ってみたい。

また行ってみたいと思わせる理由は工芸体験だけでなく、美味しい食事がいただける素敵なカフェがあったり、なかなかいい選択だなーと思える静岡の美味しいお土産が色々とあるというのもあります。この日は、写真のきんつばや風味と香りが素晴らしい蒲原のいわし削り節なんかを購入。

もう一つ、自分が小さい頃に祖母がよく買ってくれていた小夜の中山の子育飴(水飴)が食べたくなって小泉屋へ。実際にこの場所に来てこの飴を買うのは初めてだったのだけど、小夜の中山の子育て飴は、実は峠側にももう一件扇屋という店が扱っているのも知りびっくり。この峠からは、粟ヶ岳の茶の文字がはっきりと見えて面白いです。

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