[アクセス] JR 小海線 佐久海ノ口駅より徒歩 約5分
[Webページ] 湯元ホテル 和泉館
甲武信ヶ岳への日帰り登山を終えて、登山口の毛木平の近くにいい感じの温泉が無いかと調べたものの、毛木平の近くには温泉が無く、県道を降りて川上や野辺山に出てもコレといった場所が無さそうでした。半分諦めかけていた時、Google Map で海ノ口温泉源泉を発見。すごくいい感じだけど既に廃墟になっているという投稿が…でも良く見るとその近くの和泉館という宿で日帰り温泉をやっているようだったので、早速出かけてみました。
和泉館の少し奥に見つけたのが上の写真の源泉がドバドバと流れ出る場所。温泉成分がこびりついて中々いい感じ。湯気の感じから熱湯というわけではなさそうなので、軽く手を触れてみるとちょっと温めのお湯、これは源泉そのままの浴槽があれば最高かも。
この源泉の少し奥には、Google Map の口コミ通り廃墟になった宿が。写真の雰囲気が中々いい感じだったので、ちょっと残念。というわけで早速和泉館へ。


海ノ口温泉の泉質は、ナトリウム・マグネシウム – 炭酸水素塩・塩化物温泉、旧泉質名だと「含食塩重曹泉」で温泉成分に塩分(塩化物イオン)と重曹(炭酸水素イオン)の両方が豊富に含まれていて、「美人の湯」として知られる炭酸水素塩泉と保温効果の高い塩化物泉の特徴をあわせ持っていて、日本でもあまり無い泉質なんだとか。
露天風呂があるとされていたけど、この日は残念ながら解放されていなかったのか日帰り温泉では入れないのか、いずれにせよ内湯を楽しみました。内湯には源泉がそのまま注がれる湯船と湯温の高い丸い湯船、そしてこの日は湯が注がれていない湯船がありました。
源泉側の湯は明らかに褐色であったのに対して、湯温の高い湯船のお湯は透明で宿の Webpage によると源泉を薄めているようだけど、一見すると井戸水か水道水を沸かしたのかなという印象も。そして、この宿が推している天然鉱石セラミックを導入しているのだそうで、ちょっと?な感じでした。
一方で源泉の方は、成分総計 3158 mg/kg、pH 6.8 で泉温は 33.5度のお湯。泉質の良さとこのぬる湯はたまりません。温泉にはかなり金気臭があっていつまででも入っていられそうだし、かなり身体にも効きそうな雰囲気。でも地元のおじさんたちは何故か源泉の湯船にはほとんど入らず、温かい方のお湯に入ってひたすらおしゃべりを楽しんでいました。謎のセラミック風呂が良いのかもしれません。
後から気づきましたが、露天風呂はかなりいい雰囲気でもしかすると外に出られるのに気づかなかったのかも…もったいないことしました。また、実は飲用もできるお湯だったようで、和泉館では天ぷらのころもにも混ぜて使っているのだそう。鄙びた宿ではあるけれど、清里や野辺山あたりで宿泊が必要になったら使ってみたいと思いました。
