入之波温泉 湯元 山鳩湯

[アクセス] 国道25号線 針IC から車で約90分
[HP] 入之波温泉 湯元 山鳩湯

大台ケ原へ向かう道中、登山が終わったら帰り際に入れる温泉がないものかと、温泉に関する情報をチェックしながらのドライブ。このあたりはあまり温泉がないかなと思いきや、思ったよりも温泉の表示がちょこちょこあって、大宇陀温泉、湯盛温泉(杉の湯)はルート上でもあって良さそうと思っていました。あと一つはルート上ではなさそうだけど、入之波温泉 山鳩湯という看板も見つけて気になっていました。

大台ケ原の駐車場にあったパンフレットには上北山温泉というアルカリ性の温泉も紹介されていて気になったけど、日帰りが始まる時間が遅いこともあって、なんとなく気になった入之波温泉に向かってみることにしました。大迫ダムの管理施設を横切って 4キロほど、3台分の駐車場に入りきれないためか急坂の狭い道の横ギリギリに何台か車とバイクが止めてあって、この奥まった秘湯感といい、これはきっと素晴らしい温泉が待っているに違いないという予感。

受付で入浴料900円を払うと、温泉は階段の下ですよと案内され、その受付のすぐ横を見ると旅館併設の食事処になっているようで、どうも皆さん釜飯を食べてる様子。柿の葉すしを食べてなかったら、釜飯食べてたなぁ…

浴室に入ると、茶褐色のお湯もそうですが、何より驚くのはものすごい量の析出物で覆われた湯船。お湯には薄っすらと白い膜というか粉のようなものが浮いており、それがカルシウムであるという説明がされているので、それらが析出したものっぽい。杉の丸太づくりの湯船だそうだけど、見る影もなく、まるで陶器で作られたような風情の湯船に。

泉質は炭酸水素塩泉、泉温は39.6度、成分総計は 4907mg/kg のお湯。この凄い析出物から考えると、もっと濃いお湯かと思ったけどちょっと意外。内湯のお湯は左側のトタンのようなもので囲われた部分からドバドバと掛け流されていて、面白いのは内湯のお湯が窓の向こう側にある露天風呂に流されている(ちょうど写真の窓枠の下にちょっとだけ切れ目がある部分から)ことで、この構造ゆえに外気温の影響もあるだろうけど、露天風呂の湯がいい具合にぬるくなって最高。実際露天風呂では寝てる人がちらほらいて、脱衣所には長湯に注意と書いてあるのも頷ける。

露天風呂も析出物がすごくて、もともとの湯船の原型がわからない。ダムと木々の緑が美しく、ちょうどこの時期だと風がまた心地よく、いい具合のぬる湯というのもあっていくらでも入っていられそうな最高の温泉。まさか、こんな素晴らしいお湯に出会えるとは、今日はついてる。

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