久しぶりの京都

梅が綺麗でした(二条城)

旅行で京都に来たのは本当に久しぶり、新幹線に乗ってしまえばあっという間に到着する近さが逆に足を遠ざけているのかなとか思ってしまうくらいすんなり到着。

宿が二条城の目の前だったので最初の観光はここから。書院造りの二の丸御殿、うぐいす張りの廊下や当時の将軍が諸大名と会った部屋、そこに飾られた狩野門下の見事な絵など見所に欠きません。天気も良く外を歩くのにもぴったり。

本丸御殿からから西の橋を渡ると向こう側に綺麗に梅が咲いている様子が見えました。桜は残念ながらまだまだ早く見られませんでしたが、梅が見事に満開でした。子供も気に入ったようでしきりに花を見ていました。この日は和服・着物を着ている人は入場無料というイベントか何かをやっていたせいかそういう格好をした人がちらほら、悪くないです。

錦市場を食べ歩き

二条城を後にして向かったのは錦市場。移動には地下鉄を使ったのですが、駅名が人名として通用するようなものが多くてちょっと気になりました。錦市場は思ったよりも人でごった返していて活気で溢れていていい感じ。豆乳アイス・ドーナツ、イカしその入った揚げ蒲鉾を食べたり、うっかりすると食べ過ぎちゃいます。

亀甲屋

「京都らしくて、子供がいても大丈夫で…みたいな場所ってあります?」みたいな感じな要求に奥さんの友人が教えてくれたいくつかの場所の一つがここ亀甲屋。子供がいることもあったので、少し早めの夕飯をいただきに来てみました。居酒屋風ではあるけれど、畳の部屋があって、その部屋にいた先客も子供連れで安心安心、楽しく美味しくご飯とお酒をいただきました。

京都東山 花灯路

京都東山の花灯路にやって来ました、寺院や通りが幻想的にライトアップされています。東西線の東山駅で降りて最初に向かったのが知恩院、柔らかな光でライトアップされていて雰囲気があります。その直ぐ目の前の広場では粟田大燈炉というねぶたの原型になったとも言われている燈炉が展示されていました。それほど大きさは無いのですが、なかなかの迫力です。

花灯路の10周年記念事業の一つとしてやっていたのが、知恩院三門の「幻想の灯り」というイベント。この三門の形状にあわせてプログラミングした映像を投影しているようで、個々の部材の断面が異なる色に光っているように魅せる演出などがあったり、逆に水面の波紋のような映像を当てることで、そこに存在している三門がふわふわと動いているように見えるなど、非常に面白いものでした。10分強くらいだったと思うのですが時間を忘れて思わず引き込まれる演出でした。

会場の至るところに、いけばなの作品があったり小川には竹で作られた灯籠があったり、どこを歩いていても思わず足をとめてじっくりと魅入ってしまう風景があって、本当に飽きません。

花灯路の期間中に特別拝観が可能になっていたのが北政所が開設した高台寺。ライトアップされた庭園、臥龍池に鏡のように映る木々、夜に訪ねるとまた違った雰囲気を見せる秀吉と北政所が祀られている霊屋などなど、ちょっと時間が無くて駆け足で見たのですが、それでもこういう雰囲気を楽しめたのは幸運でした。

比叡山へ

翌日は奥さんが子供連れで友達に会いに行くというので、比叡山まで足を伸ばしてみることにしました。車が無いと京都の町中からは電車・バス・ケーブルカー・ロープウェイを乗り継いでの結構な長丁場の道中。世界遺産にも指定されている比叡山なので、人だらけかと思いきやケーブルカーの乗り場は閑散としていて、本当に来るのかな?という雰囲気すら…次のがやって来るまで少し時間があったのもあって駅員さんがいなかったのもそう感じた原因かも。

比叡山へ向かうケーブルカー、車両に乗ってみるとかなりの急斜面を登るようで平衡感覚がちょっとおかしくなる感じです。このケーブルカーの高低差は 561メートルで日本一、角度もおそらく相当な上、ケーブルカーには珍しく道中カーブがあったりであっという間の9分間でした。ケーブル比叡駅にはかわらけ投げ広場があったけど、誰か願掛けをして投げている人とかいるのかな…。

ここから更にロープウェイに乗って比叡山頂まで行くともう4月も目の前だというのに雪が残っていてかなり肌寒くてビックリ。

平日だったこともあって、比叡山内を走るシャトルバスまでの時間もかなりあったので、山頂から歩いて延暦寺まで向かってみることにしました。ロープウェイの駅員さんによると30分ほど歩けば着くよってことだったのですが、雪も多く残っていてちょっと一苦労。でも道中の景色も良く、地蔵などがある参道を歩くのはなかなか気持ちが良かったので個人的には歩いて正解。

比叡山延暦寺は、かなり広い地域に点在する3つの地域(東塔、西塔、横川)からなっていて、最初に到着したのは国宝の根本中堂のある東塔のエリア。最初の写真がその東塔で隣が確か阿弥陀堂。信長による焼き討ちというイメージがすごく強くあったので、この静かで厳かな雰囲気はなんというか意外な感じでした。

内部の写真撮影が禁止されていたので写真はありませんが、国宝の根本中堂が素晴らしかったです。まず中に入ると廻廊とそこに囲まれた庭に目を奪われます。静謐として一瞬時が止まっているようなそんな感じを受けます。この根本中堂のご本尊の前には1200年間灯り続けている「不滅の法灯」があります。

比叡山の山門に当たる建物が文殊楼。延暦寺の多くの建物がそうなのですが、特にこの文殊楼の古びた朱色の色味はすごくいい感じでした。中に入ることが出来るようになっているのですが、内部の階段が恐ろしく急でかつ狭くリュックを背負っていると引っかかって登ったり降りたりに苦労するくらいでした。

西塔は少し山の中にあることもあってかこの日訪れる人はあまり無くとても静かでした。にない堂と呼ばれる常行堂と法華堂、同じ形をしたお堂が2つ廊下によってつながっています。この廊下の下はくぐって通ることが出来るのですが、弁慶がこの両堂をつなぐ廊下に方を入れて担ったとの言い伝えから「弁慶のにない堂」とも呼ばれているのだとか。東塔から歩いて行くと一番奥にあるのが釈迦堂。延暦寺に現存する建物の中で最古のものなのだとか。

ロープウェイの待合室が据え置きのストーブといい、青いカバーの長椅子といい、なかなかいい雰囲気を醸し出していました。ケーブルカーで八潮まで降りてくると遠足の子供たちがどうやらハイキングが終わった様子でがやがやと楽しそうでした。

京都大原 三千院

ロープウェイの駅からバスでわりとすぐだったので京都大原まででかけてみました。バス停から三千院までは、のんびりした田舎道を10分ほど。道中「不断桜」という言葉が書かれていたのが気になってまずは実光院というお寺によってみることにしました。庭園を前に和菓子とお抹茶をいただいて一息。「不断桜は少し咲き始めたんだ」と最初思ったのですが、この桜は初秋より翌年の春まで花を咲かせる珍しい木なのだそうで、実はそろそろ花の時期が終わる頃だったようです。秋に訪ねれば紅葉と桜という珍しい組み合わせを見ることができそう。

三千院でまず目を引いたのが元三大師の絵。元三大師と呼ばれる良源が鬼の姿になって疫病神を払ったというのが云われで、この良源がおみくじを作ったと言われているのだとか。ここでは写経をさせていただきました、久しぶりに筆ペンを持って書いたのでなかなかうまくいかないものです(苦笑)。国宝の阿弥陀三尊像が収められている往生極楽院のある庭園は苔むしていて中々いい雰囲気なのですが、そこにひょっこりと現れるのがこのわらべ地蔵たち。緑の絨毯の上で戯れる子供たちのようですごく可愛らしいです。

観音堂の脇には網のようなものが掛けられた何かがあるなぁと思って近づいてみると、おびただしい数の小観音像があってビックリ。数が振られているのですが、数万体はありそうでした。近くに土井志ば漬本舗があるのでバスでよってみようかと思っていたのですが、ちょうど三千院の前にもお店があったので、いくつかお土産に。千枚漬けが美味しすぎたのですが、チルドで変えなかったのが残念。

祇園 萬 燕楽

仕事でお世話になっている Yさんのご家族と一緒に夕食をいただくことになっていたこの日、京都らしい場所をとお話はしていたのですが、祇園にあるそのお店の前に来て…敷居が高そうで驚きました。ちょうど玄関先に入った所で Yさんも合流、それほど敷居の高いお店では無いんですよ〜との言葉にちょっと安心(笑)。メニューは京風創作居酒屋とでもいう感じ、個室をとっておいていただいたお陰で畳部屋で子供たちがいてもワイワイ楽しく時間を過ごすことができました。自分たちだけではとても見つけて入ることができない様なお店だったので大満足。

嵐電に乗って

翌日は嵐電に乗ってノンビリとお散歩してみようということで、まず最初に向かったのが嵐山。ちょっと怖い八つ橋の「夕子」さんのいる目抜き通りを抜けて渡月橋まで。とはいえ、我々のような家族連れが楽しめる感じでも無いので、早々に嵐電に乗って次の目的地に向かうことにしました。嵐電のこのなが〜い椅子って何かすごく懐かしい気がします。

向かったのは太秦の映画村。スーパー戦隊モノを期待している子供のためと思ってやってきたのですが、結構凝って作られた時代劇の町並みがすごくて思わずあちこちでどうなってるんだろうって足を止めてしまって子供に怒られちゃいます。

戦隊モノのショーは休日にしかやっていないということでちょっと残念でしたが、忍者ショーがやっていたので入ってみました。親子で結構楽しめます。映画村なのでこういう恐竜みたいなのが出てくる場所があったり、スーパーヒーローランドってことで歴代のスーパー戦隊が集結しているような場所もあったりで、子供にとっては飽きることがありません。あまり期待せずに入って食べた「水戸黄門ラーメン」がいろんな薬味が効いて美味しかったのと、お箸が刀の鞘を模した袋に入っていて子供がそれを背中にさして遊んだりして、どこに行っても楽しめる場所でした。

仁和寺

仁和寺といえば、徒然草に出てくるダメな和尚さん。そのくらいの認識くらいしかなかったのですが、とは言え名前だけは何となく知っててちょうど嵐電の駅沿いにあることもわかったのでよってみたというわけです。まず面白いなと思ったのが御室桜。背が低い桜の木が密集してあって、まだ咲いていないのが残念でしたがきっと桜の時期はとても綺麗なんだと思います。また、五重塔も迫力ある仁王様のいる二王門も立派でした。とはいえ、お腹が空いていたので道中買ったわらび餅で一服。京都の和菓子はやっぱり良いですね。

京都は久しぶりでしたが、以前来た時とはまた違う場所を見ることができたり知り合い・友達と会えたこともまた良かったです。

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