[アクセス] 旭川空港から車で約50分
[Webページ] 御やど しきしま荘
今冬の東川町滞在、雪上散歩を楽しむためにワカンを持ってきたので、もしかして羽衣の滝も見に行けるかなと天人峡に来てみました。が、旭岳と違って観光客も少ないせいか道路は御やどしきしま荘までの除雪で終わっていて、その先の道路は徒歩も含めて通行止め。通行止めの先には忠別川にかかる橋があるけど、雪の量が多くて仮に徒歩で進んで良かったとしても下に落ちそうで怖いので無理。旭岳に戻っていつもの湧駒荘へ?と一瞬考えたけど、せっかくなので天人峡温泉を楽しんでいくことにしました。


しきしま荘には大きな内湯とこじんまりとした露天風呂があり、内湯には写真の通り羽衣の滝の見事なタイル絵があり、露天風呂ではこの時期は雪景色を眺めることができます(とはいえ、もう少し壁が低くても良いのに…)。
天人峡の温泉は、見ての通り見事な緑褐色のにごり湯。この色や床を覆う温泉成分の析出物からも良さそうな温泉だと感じます。泉質は ナトリウム・カルシウム・マグネシウム – 硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉で、成分総計が2298 mg / kg の pH 6.8。肌をさするとキシキシと引っかかるような感触があるお湯で、湯の色からは多くの鉄分の含有を想像するものの無味無臭。源泉の温度が 44度で内湯は少し熱めなのに対して、露天の方は外気の影響もあるのかちょうど良い塩梅。この日は低い雲が垂れ込めて、岩と木々に被った雪の様子もあって、まさに白黒の墨絵のような世界でした。

この日は見ての通りまさに白黒で音は流れる川の音だけという世界。しきしま荘だけに色があるようで、実に不思議な感じでした。


天人峡には見事な柱状節理があり、夏・秋・冬に見たことがあるのですが、それぞれに異なる色合いの中で際立つ感じで、本当に素晴らしい場所です。晴れた冬の日であれば青い空とのコントラストもまた素晴らしいのですが、色が消えてしまったこの日の様子もまた違った趣があって素晴らしいと感じました。旭岳・天人峡は本当にいつ来ても飽きることが無いです。
