[アクセス] 道央道 落部 IC から車で約15分
[宿 HP] 銀婚湯
温泉好きの友人たちから、ここは本当に良いよと言われていていつか行ってみたいと思っていた銀婚湯。今年の夏も、いつもの北海道東川町に滞在しつつ、東京に戻る前に函館によることにして、その道中立ち寄ってみました。広大な敷地にいくつも個性的な露天風呂が点在していて、お湯もとても個性的。この写真のトチニの湯は成分総計 8600 mg / kg と濃いだけでなく、石油臭に夏場は大量のアブがよってくるので、入るのも一苦労で良い思い出に(笑)



銀婚湯の露天風呂は宿泊者専用になっていて、かつ貸し切り。宿の受付に入湯札があればそこは空いているので、行きたい札を借りて歩いて向かいます。途中吊橋を渡ってちょっとした林を抜けていくような形で散歩しながら温泉に向かうイメージです。夏場はともかく、冬は結構大変かも。






銀婚湯で最も印象に残ったのが、このトチニの湯。大きな丸太をくり抜いた湯船と枡形の湯船の 2つの湯船に緑褐色の湯が注がれていて、何より驚くのがあたりに漂う強い石油臭。宿のご主人が話していてたけど、アブがその匂いに引き寄せられるとかで、ブンブンと飛び回ってます。夏場はこのアブと格闘するか、顔の半分くらいを湯船の中に沈めて入るとかしてアブをやり過ごすしか無いのですが、結構難易度高め。子供と奥さんは逃げ帰っていきました(笑)。成分がいかにも濃い印象のこのお湯に浸かっていると、どっと身体が疲れてくるような感覚があって、あまり長く浸かってると湯あたりしそうな感じ。こんなお湯はあんまり体験したこと無いかも。


野趣あふれるもみじの湯もまた良い感じです。トチニの湯ほどでは無いものの、こちらも成分総計が 7600mg / kg というかなり濃いお湯。それぞれの湯は、それなりの距離があるので一つのお湯に入ってゆっくりと林の中を散策して身体のほとぼりが冷めるのを待てば、また別のお湯に入るなんて楽しみができます。


大きな岩をくり抜いて作られたかつらの湯は、話の中にポツンとちょっとしたツリーハウスのような感じで佇んでいて、外からはそれが温泉だとはちょっとわかりにくい感じです。周りを緑に囲まれた開放的な雰囲気でのんびりと湯浴みを楽しむことができました。





一方で、杉の湯のように湯小屋のようになっている場所もあったりします。湯小屋の中に差し込む光で、湯が青白く見えるのが綺麗で、これはこれでまたいい雰囲気です。また、杉の湯は落部川のすぐそばにあるのですが、澄んだ水がとても綺麗で、またこの周辺の緑も美しく、温泉+散策が最高に嬉しくなる場所です。






銀婚湯は内湯もとても大きく、露天風呂の数からしても、相当豊富な湯量があることが感じられます。一回の滞在で全部のお湯をとことん楽しむことはちょっとできなかったので、また訪ねてみたいところです。お食事も美味しく、朝食に出された「みみのり」のお味噌汁は初めてのもので、こういう地のものは嬉しくなります。
お気に入りの宿がまた一つできました。
