[アクセス] JR豊肥本線豊後竹田駅より 車で 約30分
[HP] 長生湯 たけ旅
GW は九州の久住山・大船山・祖母山の登山を楽しもうと計画するも、すでにめぼしい温泉地の宿はどこもいっぱい…そんな中で長湯温泉の紅葉館に空きを発見。炭酸泉で有名な長湯温泉をすっかり忘れていた上に宿を見つけてちょっとラッキー。夕食をいただいた後、早速大衆浴場の長生湯に出かけてみました。


この時期、長生湯の裏手の川には鯉のぼりがかけられていて、なかなか良い雰囲気。夜だったこともあり誰もいなかったというのもあるけど、いきなり入り口の回転扉があって道入ってよいか悩む。よく見ると回転扉の向こう側にお金を入れる場所があるのだけど、入れると回転扉がきっちり回るのか、それとも何か別のことが起こるのかが良くわからない。とはいえ、迷ってても始まらないので指定される200円を入れてみる。すると、回転扉の向こう側の扉が横に動いた。おお、まさかそっちが自動扉(笑)。
とはいえ、なんとか入ることができて一安心。


長生湯の泉質は含重曹土類泉。源泉の温度が 48度と(炭酸泉にしては)少し熱めだけど、成分を見ると高濃度の炭酸泉であることがよく分かる(いま見ていて気になったけど、硫酸が成分に含まれるんですね…)。湯船には緑褐色のお湯がなみなみと注がれていて、注ぎ口や床にはかなりの析出物がついていて温泉成分の濃さが感じられる。浴室全体には鉄分の匂いが結構する。長湯温泉は飲泉も薦められているのでちょっと飲んでみる、まぁまずい。また炭酸泉というと体にアワアワがつくのかなと期待してたけど、少し高めの温度のせいか泡がつくこともなく、飲んでみても微炭酸を感じることも無い。長湯温泉での湯治の場合は、大体 1日 200-1000cc くらい飲むってあるので結構な量だ。お湯自体は肌に少し絡みつくようなお湯で、肌をこするとキシキシと引っかかるような感じ。出たり入ったりを繰り返して、長く湯浴みを楽しめた。


長生湯の川向かいには陽光院薬泉堂があってこのような形で飲泉所になっている。また、そのすぐ側には良く家でも使っているツムラの薬用入浴剤「きき湯」の生誕地であることが示された掲示板が。そこには、源泉が高温であるにも関わらず高濃度の炭酸を含有していて温泉の効能が高いこと、それ故、きき湯が長湯温泉の泉質を参考にして開発・商品化されたことが書かれてた。
長湯温泉は昔ながらの温泉街といった雰囲気の中に、洗練された旅館や温泉施設(ラムネの湯)があったり、ドイツの温泉保養都市 バートクロツィンゲン市と姉妹都市となっている関係で、御前湯という公共浴場がヨーロッパ風の建物になっているなど、独特な街並みを形成していて街並みをぶらぶらするのも楽しい場所。今度来るときは数日ゆっくり滞在してみたい。
