[アクセス] 旭岳ロープウェイ乗車後、姿見駅 → 旭岳 → 間宮岳 → 中岳分岐 → 中岳温泉 →裾合平分岐 → 姿見駅と徒歩で周遊で、約7時間ほど
子供が小さい頃から、子供と一緒に何度か旭岳には登っていたものの、基本的には姿見駅から旭岳を往復するというのが子供のペースと日帰りでと考えると限界。そのため、旭岳の「向こう側」には行ったことがなかったのですが、コロナ禍のこの夏は自分だけが東川町に来ていたこともあって、この周遊コースを回ってみようと思いたち早速出かけてみたのでした。





東川町滞在中、間違いなく晴れそうだと踏んだ日を選んで朝6:30の始発のロープウェイを目指して出発したものの、どうも曇りがちな道中…うーん。ロープウェイで姿見駅に到着するも、やはりだいぶガスってる感じ。晴れている時の絶景を知っているだけに、これはちょっと残念だけど、まぁ今日は温泉がメインの一つということで気にせず Go!



がれ場の多い登山道だけど、自分のペースで登れるのはだいぶ楽ちん。子供と一緒に 2-3時間かけて登っていたのが嘘みたいに、割とあっさりと 2291メートルの山頂に到着。時々ガスが切れて晴れ間が見えるけど、それも割と一瞬。それにしても、8月中旬とはいえ旭岳はやはりかなり寒い。



さて、初めて旭岳の「向こう側」へ。いきなり滑りやすいがれ場の長い下りを抜けようかというところで、目の前に広がる雪渓。結構な量の雪が残ってる。軽アイゼンとか持ってこなかったけど大丈夫かな?って心配したものの、そこは問題なし。むしろ問題はガスのせいもあってルートがわかりにくいこと。幸い数人他の登山者もいるし、一応所々のペイントは確認はできるけど、かなり注意が必要な感じ。



ペイントや目印を探しながら所々に残雪が残る中をどんどん進む。間宮岳分岐を見つけて、ちゃんと正しく進んできていることが確認できて、ちょっと一安心。



間宮岳分岐から割とすぐに間宮岳山頂に到着、山頂とはいうものの周りは真っ平らで山頂にいるっていう雰囲気じゃないのが不思議。そこから進むと進行方向右手に巨大な御鉢平が見えてくる。歩いていた当初はすごい景色だなと思いながら歩いていたが、これ実は巨大なカルデラと後で知ってびっくり。



中岳分岐で巨大な御鉢平に別れをつげて、さらにしばらく進んでいくと眼下からほんのりと硫黄の香りがするのと、川の流れに沿って真っ白な硫黄と思われるものが流れている跡が。やっと見えた、中岳温泉!それにしても、なかなかすごい場所にあって、これは楽しみ。

中岳温泉は、登山道の道中にあってそれなりに登山客もいるので、流石に裸になって入るっていうのはちょっと無理。この日も先着がいるけど、誰もはいっている様子が無い。



先人が作ってくれたのかちょうどいい具合に湯船が作られている。ぽこぽこと湧き出る源泉にちょっと川の水が入るこむような感じでなかなかいい湯加減(源泉が流れ込む場所はあっつあつだけど)。疲れた足を休めるには実にぴったり。いや、誰もいなかったら裸になって入りたい(笑)。

かなり長い時間歩いてきて疲れた足には最高のご褒美。右側から湧き出る源泉のお湯とその少し手前から流れてくる雪解け水が混じり合うんだけど、時々めちゃくちゃ熱かったりする。それによく見ると、足元からも湯が湧いているみたい。外が寒いから一度入っちゃうと中々出られないし、実に気持ちいいお湯。





裾合平はお花畑のようでとても綺麗で、時々雲が切れて青空がのぞくと真っ白な雲と青い空と緑の絨毯やチングルマとのコントラストが美しい場所。旭岳は割と荒々しい姿を見せる山っていうイメージがあって、こういうなだらかな女性的な表情を持った場所があるというのは新たな発見。



裾合平を抜けるとまた荒々しい旭岳が姿を表して、もうもうと噴煙を上げているのを見ると、ようやくこの登山も終わりが近づいてきたなっていう感じ。旭岳とともに見覚えのある看板や池を見つけて、一日がかりの登山・ハイキングは終了。中岳温泉も最高だったけど、すっぽんぽんで入ってみたいな(笑)
