北海道 夏休み

曇ってなければ… 美瑛 – 富良野

旭川まで、クラスJ というのを使ってみた。ちょっと料金を上乗せするとチョットだけリッチな旅気分を味わえるってやつ。うん、思った以上に座席広いし座り心地も悪くない。ふくらはぎの足載せがあるのがいいかも。

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旭川空港、外は残念だけど曇り。気温は 16度!東京の暑さがうそみたい、肌寒い。旭川の駅まで出て、梅光軒という昔ながらの旭川ラーメンを出してくれるお店でお昼。もう2時をまわるというのにコミコミ。もわっとした熱気と独特な匂いは涼しいせいもあって逆に食欲をそそる。縮れ麺にとろみがある醤油ベースのスープ。とんこつも使われていると思うのだけれど、東京で食べる醤油とんこつよりさっぱりとしてて、なかなか美味しい。それとチャーシューが笑うほどでかい。端っこということもあったのだろうけど、厚みが 2〜3 cm くらい(笑)。

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車を借りて、美瑛から富良野へ。旭川市外を出たところで、カーナビが「45Km先を右折です」と言い出す(笑)。ほんとに、ずーっとまっすぐ。ところどころいかにも北海道らしい景色が広がるのだけれど、残念ながら雲が多くてその魅力も半減…。けれど、ラベンダー畑が広がる景色はやはり綺麗。香りがあたりに漂い、のんびりと花畑を散策するのは気持ちがいい。ラベンダーって、結構たくさん種類があるようで、早咲きのものが濃紫の花を咲かせてはいたけれど、まだ咲ききっていないものもあり、紫の濃淡を楽しめるのもまたいいのです(ファーム富田)。

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今日の宿は湯元 白金温泉ホテル。ここの温泉は、茶褐色のお湯で身体がよく温まる。露天風呂からは渓谷を見ることができて、少し雨が降って靄にかすむ渓谷を真下に見ながら入るお湯は悪くない。

美瑛の丘 – 最北端の地への列車旅

天気予報では晴れとは言っていたが、起きて見ると朝もや…、だけどまぁ山の上なのでそんなものかな? 渓谷沿いまでおりていく露天風呂で朝風呂をしてから朝食をとっていると晴れ間が見えてきた。稚内への特急列車までの時間で、晴れ上がった美瑛の丘を見れるかもラッキー。

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白金温泉から白樺の木々が両側にある道を下っていくと、なぜか下におりるほど靄がかかっている…。それでも金色に見える大麦や白や紫の花がかわいらしいジャガイモ、黄色い花、牧草の緑のじゅうたんが交互に縞をなす光景に、赤い屋根の家が点在していたり、何の木か良く知らないが背の高い木が一本だけ立っている様などを見ると、両手を広げて叫んでしまいたくなるのもわかるな(笑)。

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スーパー宗谷1号は、途中駅なのか小屋なのかわからないようなところを通過したり、音威子府(おといねっぷ)などアイヌ語に当て字をした駅にとまったりしながら稚内へ向かう。ところどころに、干草を丸めたものがごろごろと転がっていたり、牛が放牧されている風景を見ながらの3時間半、長い(苦笑)。でも、サロベツ湿原や途中から現れる利尻富士の風景など車窓を見ていて飽きることはない。今日は、空の色が格別にいいなー。

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稚内といえば最北端の駅、ちょっと感慨深いがあっけない感じでもある。奥さんはそんなことより、稚内でたこしゃぶを食べたいのだ。そのために駅弁も我慢していた(笑)。たこしゃぶは駅近くの市場の上にある食堂でいただいた。タコとは思えない大きさの薄切りのタコと野菜を昆布だしでしゃぶしゃぶしてポン酢でいただく。歯ごたえがあって美味しい。今日は暖かいらしいのだが、15度程度。だから、しゃぶしゃぶは身体が温まるという意味でもよいのだ(それくらい寒い)。

車を借りるが、古いサニー。カーナビは付いているが、かなりの旧型らしく、目的地のホテルが出てこないし地図もわかりにくい。昨日は新車で快適だったのに…はぁ。

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ノシャップ岬に行くと北に来たなぁという実感がわく。潮の香りが強くして船が何艘も停泊している。向こうには利尻富士が綺麗に見えて感動。さらに、そこから北端の宗谷岬まで数十キロ。気温が12度しかない上に風が強いのでめちゃ寒い。そんな寒さも手伝って、間宮林蔵の像と最北端の碑を前にここまで来たかーという実感がわいてくる。これからずーっと海岸線を南下していくわけだが、景色が本当に素晴らしい。海は実に青く、海に面する丘には山吹色の草が生えていて、その上には白い雲と明るい空、道はまっすぐに続いていてドライブするにはホントに気持ちいい! 途中、カモメが車と一緒に飛んでくれたりするしね。

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今日の宿は、浜頓別にあるクッチャロ湖畔の温泉宿。夕日が有名らしいので、湖畔でのんびりと夕日を待つ(が、さむいさむい…)。夕日は残念ながら雲に沈んだけれど、空がうっすらとピンク色に染まり、風になびく程度に静かな湖面に映るさまは本当に素晴らしいのひとこと。ここの温泉は、なんだろう…ワカメを溶けてしまうくらい煮込んだときにこんな色になるんだろうな(笑)という、茶色と緑が混ざったような綺麗ではない色。ナトリウム、塩化物、炭酸水素を主成分とするお湯はぬるぬるする美人の湯。よく温まるし、肌はつるつるでなかなか良い。

浜頓別 – 紋別 – 網走

クッチャロ湖で迎える朝はとても気持ちが良かった〜。晴れているけれど空気は澄んで涼しく、すがすがしいという言葉が本当によくあう朝。ところが、車を走らせてすぐに霧がかかる。気象予報士の資格をもつ Kさんが旅行前に言っていたオホーツク海の海霧かな…

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しばらく車を走らせていると神威岬を前にして突然霧がはれた。その変わり方がすごくダイナミック。一瞬にして目の前に神威岬の半島が見えてきたかと思うと、その半島の稜線から晴れ間で真っ青に映える海に向かって霧がすごい勢いで降りてくる。なかなかすごい。この岬の先にあるウスタイベ千畳岩はその名の通り畳のような岩が折り重なる風景が広がるのだけれど、あまりコレといった迫力も無くザンネン。そこから三笠山展望閣というところに上っては見るのだけれど、また霧があっという間に覆ってしまう(泣)。晴れればオホーツク海の向こうに紋別の町並みや知床半島まで見渡せるとのことなのに、真っ白で何も見えやしない。

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国道 238号線は稚内から網走にいたる海外線をひたすらまっすぐ行く道。左手にはずーっとオホーツク海、右手には牧草地帯が広がっていて、ドライブしていて気持ちがいい。オムサロ原生花園は、この道沿いにいくつかある原生花園のひとつ。ハマナスなどの花が咲いていたりハス沼があったりして、これまた北海道らしい風景のひとつかもしれない。

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紋別の町で、オホーツク流氷科学センターに立ち寄った。紋別の冬の気温 -20度を体験できるコーナーがあるのだ、体験しなきゃ(笑)。しかし、これはもう本当に寒い。部屋に入った瞬間に鼻の中が凍るような感覚を味わった、びっくり。ぬらした手拭いはあっという間とは言わないが(TV のはやっぱり演出なのかな〜)、しばらくするとパリパリになってしまう。奥さんは、あまりの寒さに飛び出して行ってしまった。外に出ると、身体の皮膚がわーっと暖かくなるのを感じてちょっと心地よい。

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紋別を後にして、最初に向かったのがサロマ湖の湧別側にある砂州の先端付近にある竜宮台。ここはホントの先端というわけでもなく、特に見所なし(苦笑)。そこから、湖畔を 30キロくらい走って(サロマ湖は広い!)、湖を見渡すことのできるサロマ湖展望台へ。ガイドにものっているような場所なのに、ここへ至る道は対向車とすれ違うことすらままならない狭い砂利道で、しかも展望台まで遠い(泣)。途中、キタキツネが2匹ひょいと姿をあらわして、こちらを興味深そうに見ていた。思ったよりも小さい感じだな。

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展望台からの眺めに思わず息をのむ。サロマ湖とオホーツク海の真っ青な青、麦畑の黄色や緑の牧草などが綺麗な模様をなす陸地、明るく晴れ渡った空に、一部うっすらとかかる霧。砂州が出会う場所もはっきりと見えて、「おーっ」と歓声をあげてしまう。

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キムアネップ岬には、真っ赤になるサンゴ草が群生しているのだが、残念ながらまだ時期が早いようだ… また、サロマ湖に落ちる夕日は空気の密度の違いのために四角くなるというのだが、これまた時間が早い。網走へと向かう道は相変わらず広々とした牧草地帯が広がっていて気持ちが良い。

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網走では、ここならではの珍味が食べられるという回転寿司に入って、タラバの外子(とびっこのような食感で、色は茶色)や、かに味噌、タコまんま(タコの卵のしょうゆ漬け)、網走産のウニ、生タラバなどなどを食べてすっかり満足。今日のホテル 網走ビューパークリゾート は天都山の頂上付近にあり、網走湖の向こうに能取湖が見えその向こうに夕日が落ちる絶景を見ることができた。そういえば、ちょっと顔が日焼けして黒くなってきた(笑)。

道東の湖めぐり – オンネトー – 阿寒湖 – 屈斜路湖 – 摩周湖

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今日もはれ。窓を開けるとかなり涼しいけれど肌寒いというほどではなく、どうやら今日は暖かくなりそう(旅行中の天気にはいつも恵まれてる気がするなー)。網走から美幌町まで国道39号で南下、美幌町から国道240号に入ってしばらく走るとオンネトーという沼につくのだが、この途中に廃線になった鉄道の駅を保存して利用している道の駅(北見相生駅)があった。赤とピンクのかわいらしい駅舎、朱色と白の一両の車両が青い空のもとでなんだかすごくかわいらしい感じ。関係ないけど、どこにでもおいてある北海道のキャラメルの種類の多さには笑ってしまう。

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オンネトーは、澄んだ水をたたえていて場所によって青緑色に見えてすごく綺麗。沼の周囲の遊歩道を少し入ると、青と黒の美しい縞模様をもった糸トンボがあちこちで飛んでいて、その姿がホントに綺麗なので思わず夢中で写真に撮ろうとするのだけれど、とても小さなその姿をとらえるには十分に近づかなければならず、かといって案外敏感なトンボはそれだけ近づくとさっと逃げてしまう。でもなかなかでしょ、コレ(笑)。

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オンネトーからしばらく走ると阿寒湖。阿寒湖はすっかり観光地化されてしまっていて、イマイチ風情が無いのがザンネン。湖畔でぼこぼこと泥がわくボッケを見て、湖をぼんやり眺めてから、お土産やさんをささっと見て出てしまった。マリモはまぁいいやという感じ。

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弟子屈(てしかが)という街を通り過ぎてから、屈斜路湖の砂湯に向かう。砂湯は、その名の通り湖畔の砂を掘るとお湯が湧き出てくるという場所。早速、砂を掘るとあまりの熱さに手を引いてしまった。奥さんは、「お日様に暖められたから熱いんじゃないの?」などというが、そんなものではない。で、2人して裸足で湖水が届くぎりぎりのところで足を砂に埋めてみると、湖水は比較的冷たいけれど砂に埋まった部分はホントに熱く「あつっ!」などと大騒ぎする(何だかとても楽しい)。場所によっては、50度以上あるんじゃないかと思われるのだ。

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屈斜路湖畔を過ぎると、川湯温泉街にでる。なんだか鄙びた感じの温泉街(今日はココに泊まるつもり)。これを通り過ぎてしばらく行くと、正面にシューシューと蒸気をあげる禿山が見えてくる、これが硫黄山。硫黄の結晶で黄色になった穴から蒸気を吹き上げるさまをすぐそばで見ることができるのだけれど、これはなかなかの迫力。玉子を売っているおっさんの声がうるさい(笑)。

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道道52号(当たり前だけど、県道ではないんだよな〜)を進み摩周湖を見に行く。中学生の頃きたときは、すっかり晴れ渡っている摩周湖を見たので、今回はぜひ霧の摩周湖をなどと思っていたのだが、今回もすっかりと晴れて真っ青な湖面を見せる摩周湖を見ることができた(ついているんだがいないんだか…)。それにしても、ウソみたいに美しい青い色をしている。

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川湯温泉でのお宿は 湯の閣。硫黄泉で黄色というか山吹色みたいな色で、ツンと鼻を突くような独特な匂いのするお湯。このあたりの宿はおそらくほとんど源泉かけ流し。しばらく入っていると額から汗が吹き出てくる、本当に体が芯から温まるいいお湯だ〜。露天風呂で外の涼しい風にあたりながら入るのが幸せ。

神の子池 – 知床半島

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今日も朝から露天風呂でひとっぷろ浴びてから出発。最初に向かったのが 900牧場(きゅーまるまる)。牛がたくさん放牧されている姿をまだ見ていないので、それを見たいと。観光名所というわけではないので、誰もいない牧場でたくさんの牛が牧草をばりばりと食べている(草を引きちぎって食べるのでそんな音がするんです)のをノンビリと見ることができた。近くでよーく見ると、牛って何だかかわいらしいし、その毛は案外光沢があって綺麗なのです。

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ここから裏摩周展望台に向かう県道885号がすごい! 10キロ以上も直線が続き日本とは思えないような景色広がり感動。今日こそ霧の摩周湖をと思って向かった裏摩周展望台では、昨日よりもさらに晴れ渡った空の下、鏡面のように静かな湖面に対岸の山が映りこむ美しい摩周湖が(笑)。神の子池はそんな摩周湖の伏流水が池の底から湧き出していて、青緑色に透き通っていて非常に神秘的である。

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ここからしばらく釧網本線の線路と並行して走るのだが、列車が来る気配など全く無い。一両で走るかわいらしい電車を見てみたいねなどと話していたのだが、1時間に1本も走らないような気がする。知床半島に入り最初に見たのがオシンコシンの滝。比較的大きな滝で綺麗だが迫力はもうちょっと。ココで知床に関する情報という掲示板があり何気なく見てみると、「ヒグマが出没したため知床五湖は全面封鎖」、何てこと…。

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奥さんは船が苦手なのだけれど、こんな状況ということもあって酔い止めを飲んで知床観光船に乗ることを決意してくれた。今日も本当によく晴れていたので、船はほとんど揺れることも無く心配はどうやら全く無用だったよう。1時間半かけて硫黄山(ここでも(笑))までの沿岸の風景を楽しむことができる。冬の流氷に削られた断崖は、100メートル以上の絶壁で、ところどころに穴がぽっかりとあいていたり温泉が滝になって流れている場所などがあり(そのもっとも有名なのがカムイワッカの滝)、見所が尽きない。

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また、えさを求めてカモメが船を追いかけてきて、観光客が手に持ったエビセンをうまく嘴でくわえていくのだが、翼を広げたまま船に対して相対速度が0になるように近づく滑空能力には何だか感心してしまう。

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展望台だけにはいけるというので知床五湖に車を走らせる。立ち入り禁止になってしまっているのはザンネンなのだが、展望台から見る羅臼岳をはじめとする知床連山の眺めは素晴らしい。どうせなら、ヒグマの姿を遠くから見ることができたらよかったと思わなくもない。

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ウトロに戻って、ちょっと早めの夕食はやっぱりウニ。うにいくら丼をペロリと平らげてすっかり満足して宿につくと、ココは夕陽台と呼ばれる知床八景のひとつの夕陽を眺めることのできるスポット。その名の通りオホーツク海に沈む夕陽を十分に楽しむことができた。夕陽が沈んだ赤い空のもと、ウトロ温泉の露天風呂を楽しむこともできてホント言うことなし。

カムイワッカの滝 登って温泉

さすがに沢登りを奥さんに強要するわけにもいかないので、早朝に一人でカムイワッカの滝に登ることにした。午前3時前に隣の部屋の人たちがドタバタと登山に出かける声に起こされた(迷惑だよな…)こともあり、予定より30分ほど早い4時に出かけることにした。

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昨日の知床五湖から砂利道を行くこと15キロほどでカムイワッカの滝の滝つぼへと登る入り口につく。ココまでの道にはエゾジカがわんさかいて、朝の食事をしているみたい(ホントに食べてばっかり…)。

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この川は温泉が流れる川。足袋のような靴下に水着とTシャツという姿で温泉の川を沢登りしていく、なんとも野趣あふれる感じなのです、ワクワク。僕よりも早くに登り始めた人が一人だけいたけれど、途中滝のような場所を登るのをあきらめたらしく、近くの窪みで入湯していた(でも、ココはぬるすぎる…)。

川床の岩は硫黄のために黄色とか緑色に変色していて、流れるのは強酸性のお湯。非常に強い酸性なので、沢につかりっぱなしの足元はちょっとかゆくなってくる。そんなこんなでちょっときつめの沢登りを30分程度すると、山肌から蒸気が出ているところからお湯が滝になって流れてくる滝つぼが見える。ココが天然の湯船。ここまで登ってくると、お湯もいい感じに温かくてさっそくザブン。ちょっとぬるめだが、いい湯加減。

酸性の強さといえば、滝のしぶきが目に入ると非常にしみるし、お湯をなめてみるとものすごい味…。もし滝つぼの深みはまって顔がつかってしまったら、おそらく目を開けられないし、万が一飲んだりしたら多分息できない(ちょっと怖い)。

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登りは両手両足で這うようにして登ってこれるのだけれど、意外とくだりが大変。ちょうど下までおりたところで、10人くらいの団体さんや、同じくらいの年の人、カップルらが続々とやってきた。あのお湯を独り占めできたのは幸せだったかもしれない。

知床峠 – 熊の湯 – 羅臼 – トドワラ – 尾岱沼

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宿に戻ったのが 7時前。体がかゆくなりそうだったので、ここで再度温泉に入ってから朝ごはん。なかなかいい運動だったのでペコペコ(笑)。ウトロから知床峠まで車を走らせると、北方領土が綺麗に見えてくる。いかに近い場所にこれらの島があるかということがよーくわかる(そういえば、最近あまり議論にあがっていないような…)。

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羅臼側におりる途中に、熊の湯という露天風呂があり、ここは一応女湯がちゃんとあるので入ろうということになり、本日 3回目の温泉。開放的でとてもいい感じの温泉。羅臼でヒカリゴケを見て(光のあたる角度と自分がコケを見る角度がうまくあうと光って見える。が、最初はそれに気づかず何がヒカリゴケなのかさっぱりわからなかった(笑))、海岸沿いを標津までいく。

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標津ではサーモン科学館なるところで、幻の魚イトウや鮭、岩魚などの魚についていろいろと勉強してから(学芸員さんが熱心に説明してくれたのだが、これがなかなか面白かった)、ナラワラ・トドワラへ。

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ナラワラ・トドワラは、道東の知床半島と根室半島にはさまれた海老のような形をした野付半島にあって、海水に浸食されて立ち枯れた木が立ち並ぶホントに不思議な光景を見ることができる場所。また野付湾は北海シマエビで有名なところで、ちょうどこの時期は踊り食いができるという。当然この手のものは大好きなのでいただくことにする(この旅は、カニ、ウニ、イクラ、エビ、ビールとか通風になりそうなものばっかり…)。生きたまま頭をモギッとやって、パクッと食べるとこりこりした食感がたまらく美味しい。

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範囲は狭いけれど、ナラワラの枯れ木が立ち並ぶさまの方がトドワラよりも印象的な気がする。トドワラは、そこに至るまでの原生花園や広範囲に広がる枯れた木の株などを見ることができるのだけれど、立ち枯れた木がすでに少なくなってしまったような気が…。

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さらに足を伸ばして、地球が丸く見えるという開陽台へ。ここに行く途中のミルクロードと呼ばれる道は、一直線に伸びる道路がジェットコースターのように上下する道で、思わず「おーっ! すごい」と2人で驚いてしまう。しかし、開陽台という場所はさらに驚くような絶景が広がる場所で、緑のじゅうたんをひいたような牧草地、防風林を見渡して、地平線が本当に丸く見える大パノラマ(写真では、ぜーんぜん伝わらないなぁ)。

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今日の宿は、尾岱沼にある温泉宿 湯元 戸田旅館。食事がなかなか美味しいと評判の宿だったので、北海シマエビや花咲ガニを出してくれるように頼んであったのだ。とげとげで硬いからをもった花咲ガニは、はさみで格闘しながら平らげた。北海シマエビは茹でたものも良いけれどてんぷらが非常に美味で、これは機会があったらぜひまた食べたいと思う。

温泉はちょっと緑色で少しぬるぬるした感じのお湯、ちょっと古めの木の浴槽がなかなかいい味を出している。1日に 4種類ものお湯に入ったのはさすがに初めてだが、悪くない。ハードな一日を締めくくるには、なかなかよいよい。

釧路湿原 タンチョウヅル

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曇るという天気予報は外れて、今日もまた晴れ。最初に行ったのがサルボ展望台で、ココからは塘路湖を見渡すことができる。そういえば、昨日のニュースでコイヘルペスの騒ぎがあったようだけれど、特に何かが行われている様子は無いな〜(左の写真がその塘路湖)。コッタロ展望台からの眺めは、より湿原っぽい感じがしてよい。ここはタンチョウヅルの営巣地でもあるようなのだけれど、よほど高倍率の双眼鏡でも持っていない限り見ることなどできやしない…

あまりに暑いので、休憩しようと立ち寄ったのが塘路駅。こんな感じのカップのアイスクリームや飲むヨーグルトが思いのほか美味しい。今回の旅では、中標津町の ラ・レトリ のアイスと飲むヨーグルトが牛乳そのものの美味しさが伝わってくる感じで好きだったが、ココでいただいた標茶町のアイスは、バニラの風味が際立つ感じでコレも美味しい。また、プリティア という飲むヨーグルトは非常に濃厚でコクがあり、ラ・レトリのものと全然違うのだが、これまた美味しい。

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最後に訪れたのが、丹頂鶴自然公園。 この季節でもうまくいけば、釧路湿原の展望台でタンチョウヅルの姿を見ることができなくないようなのだけれど、捜し求める元気もそろそろなくて、確実に見られる場所を選んだってわけ(苦笑)。

この施設は特にタンチョウヅルをおりに入れて飼育しているわけではないけれど、巣があるのでタンチョウヅルが戻ってくるのだ。タンチョウヅルは思ったよりも長命で、ちょうど僕らと同じくらいの年齢のツルがまだ元気にしている。彼らの頭が赤いのは、実は赤い毛があるわけではなく毛がなく赤い頭皮が露出している「ハゲ」で、なんだかそんなことを知ると、あの美しい姿に妙に親近感がわいてしまう(笑)。

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