[アクセス] 蔵王温泉バスターミナルから 徒歩約10分
[Webページ] 蔵王四季のホテル 離れ湯 百八歩
蔵王山への登山、もちろん楽しみの一つは蔵王温泉。強酸性で硫黄の香りがしっかりする白濁したお湯は久しぶりで楽しみにしていました。樹氷高原駅まで下山した後、ロープウェイで蔵王山麓駅に降りてきたので、その近辺で探して見つけたのが離れ湯百八歩。強酸性のお湯の蔵王温泉ならではの木造りの建屋、風情があって良さそう。


比較的早い時間だったためか、温泉には誰もおらず独り占め。光の当たり方のせいなのか、露天のお湯は若干緑がかかっているのに対して、内湯のお湯は青白い神秘的な色。特に内湯はぬるくも熱くも無い絶妙な温度で、のんびりと湯を楽しめました。
泉質は 酸性・含硫黄 – アルミニウム – 硫酸塩・塩化物温泉とあり、成分総計は 2673 mg/kg、pH 1.7 の強酸性のお湯。口に含んでみると強烈な酸味と苦味があり、硫黄臭もしっかり。一方で、肌への湯あたりは柔らかくて滑らかな感じがあるのがちょっと不思議。
温泉の分析表に書かれていた適応症がすごくて、こんな感じで書かれていました。まさに万病に効きそう!(と思ったけど、よくよく調べると以下は硫酸塩泉の適応症として一般的みたいですね)
- 筋肉または関節の慢性的な痛みまたはこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
- 運動麻痺における筋肉のこわばり
- 冷え性
- 抹消循環障害
- 胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)
- 軽症高血圧
- 耐糖能異常(糖尿病)
- 軽い高コレステロール血症
- 軽い喘息または肺気腫
- 痔の痛み
- 自律神経不安定症
- ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)
- 病後回復期
- 疲労回復
- 健康増進
- きりきず
- 皮膚乾燥症
- アトピー性皮膚炎
- 尋常性乾癬
- 表皮化膿症
- 慢性湿疹

館内に山形県温泉年表というものが掲げられていました。山形の各温泉地がいつ開湯したかということだと思うのですが、蔵王温泉はその中でも断トツに歴史がある温泉なんだということがわかります。しかし、こう見ると山形の温泉には名湯が多いなと感じます。




帰りのバスまで少し時間があったので、バスターミナルからすぐの下湯共同浴場や上湯共同浴場のあたりをぶらぶらと歩いてみました。上湯共同浴場の付近で湧出する温泉は、平均温度47度、湯量は毎分4000リットルを超える量で、下湯共同浴場や旅館の内湯にも利用されているそう。面白いのは各共同浴場の入口に、上湯、下湯、川原湯のそれぞれの湯温が書かれていること。人によっては熱くて入れない場所を避けられるという意味はありそう。ちなみに、この日は 上湯41.5度、下湯 45.0度、川原湯 43.0度だったので、下湯はちょっと厳しい熱さだったのかも。
以前は蔵王といえば冬にスキーに来る場所だったけれど、もうかれこれ20年以上遊びに来ていなかったかも。また夏の蔵王山やお釜を楽しんだのも初めて。さらに何度も遊びに来た蔵王だけれど、いつも同じ場所に滞在していたこともあって、共同浴場を見たのも実は初めて(しかも入ってない…)。というわけで、今度は久しぶりにスキー + 温泉三昧というのも良さそうです。
